疫病発生後の本当のアメリカ、欧米政界は総崩れになったのか？

欧米での流行が爆発寸前であることは誰もが知っているが、欧米政府の対応は非常に無関心だ。トランプ大統領は、新型コロナウイルス感染症の流行を心配する必要はないと公の場で繰り返し述べている。

しかし、昨日、トランプ大統領は新型コロナウイルスの流行に関する最新の全国テレビ演説を行い、その中で態度を180度転換し、ついにこれは米国が全力で対応しなければならない緊急事態であると認めた。

「国民として一緒にこの困難を乗り越えましょう」

過去48時間で、欧米の世界は大きな変化を経験しました。トランプ政権は、火をもはや抑えることができないことにようやく気づいた。

WHOは昨日、新型コロナウイルスの流行が「世界的なパンデミック」のレベルにあると公式発表し、担当者は「パンデミックは軽々しく使える言葉ではない」と述べた。 WHOによって世界的パンデミックと分類された最後の伝染病は、1年以内に世界中で数千万人が感染した2009年のH1N1型インフルエンザの流行だった。

しかし、H1N1の致死率はわずか0.02％であるのに対し、新型コロナウイルスの現在の平均致死率は2.2％に達しており、これはH1N1の110倍に相当します。ひとたび流行が制御不能になれば、その結果は悲惨なものとなるだろう。

また、11日には、米国CDCの所長が下院の監視公聴会で、インフルエンザで患者が死亡した場合、すべての病院が患者がインフルエンザかCOVID-19かを更に確認するわけではないと述べた。一部の死亡例が誤診されていたことが現在確認されている。

昨年、米国ではインフルエンザが猛威を振るい、感染者数は3000万人を超えた。その中には、どれだけの新たなコロナウイルス感染者が隠れているのでしょうか？誰もが以前からこの状況について推測していたが、CDCの職員がそれを認めたのは昨日の公聴会までだった。

米国の首都ワシントンと経済の中心地ニューヨークは11日と12日に相次いで非常事態を宣言した。この状態では、市長は夜間外出禁止令、道路や橋の閉鎖、公共交通機関の停止などの緊急措置をいつでも実施できる。

現在、米国では上記2州を含む24州が非常事態宣言を発令している。

これまでにも、イランとイギリスの保健大臣レベルの人物がウイルス感染と診断されていた。しかし、彼らは流行病と濃厚接触した高官であり、一般人よりも感染リスクが高かった。カナダ首相の妻が新たに感染と診断され、欧米の政界に大きな衝撃を与えた。

この感染事例は、流行に晒されていない一般人でも、最も好ましい環境下でも新型コロナウイルスに感染する可能性があることを示しており、米国の高官らに新型コロナウイルス流行の脅威を感じさせている。

さらに衝撃的なのは、注意深いアメリカのネットユーザーがトランプ大統領の最近の演説で恐ろしい現象を発見したことだ。トランプ大統領の体に何か異常があったのだ。

トランプ氏は演説中、わずか90秒話しただけで息切れし、言葉も不明瞭になっていた。スピーチ中、呼吸の間隔が異常に長く、今にも地面に倒れそうな感じでした。

本日早朝、ブラジル政府報道官がウイルス感染と診断された。彼はトランプ大統領やペンス副大統領と親しくしており、一緒に写真を撮ることもあった。

上記2つの状況を合わせると、トランプ大統領の感染リスクはかなり高い。トランプ大統領は数週間前に「この流行は完全に制御下にある」と主張していたが、今や感染の危険にさらされており、今年の選挙は危機に瀕している。

米国の現在の状況は、1 月の状況と似ています。ヨーロッパとアメリカは私たちの経験から何の教訓も学んでいません。今、世界は感染拡大の瀬戸際にあり、13億人の国民が得た時間は無駄になってしまった。

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