フェデックス、FAAに貨物機へのミサイル防衛システムの搭載を要請！

連邦航空局（FAA）の文書によると、フェデックスは一部の貨物機にA321レーザーミサイル防衛システムを搭載する許可をFAAに求めていることが判明した。

FAAは、この提案をまだ検討中であり、一般からの意見も考慮すると述べた。フェデックスは現在エアバス321型機を運航しておらず、この事件についてコメントを控えた。

米国政府と航空業界は数十年にわたり、航空機のエンジンを標的とする赤外線システムを使用する携帯式防空システム（MANPAD）と呼ばれる肩撃ち式ミサイルによる旅客機への脅威に取り組んできた。

米国務省によれば、1970年代以降、40機以上の民間航空機がMANPADによる攻撃を受けている。 2002年11月、アルキア・イスラエル航空のボーイング757がモンバサ空港を離陸する際に2発のミサイルに撃たれそうになった。

それだけでなく、貨物機も攻撃の標的となった。 2003年、DHLエアバスA300貨物機がMANPADにより損傷を受け、バグダッドに緊急着陸を余儀なくされた。

ＦＡＡの文書には、フェデックスが今回導入を申請したミサイル防衛システムは、飛来するミサイルに赤外線レーザーエネルギーを向け、ミサイルによる航空機の追跡を防ぎ、防御の役割を果たすことができると記されていた。

編集者✎アイリーン/

声明: この記事は著作権で保護されており、許可なく複製することはできません。