利用量はYouTubeを超えNetflixに迫る！アメリカの大人はTikTokに夢中です！

市場調査会社インサイダー・インテリジェンスが2日に発表した報告書で、米国成人がこれらのプラットフォームに費やす時間を考慮すると、中国のソーシャルメディアアプリ「TikTok」が動画配信大手ネットフリックスに迫っていると指摘されていることがわかった。

報告書は、TikTokの利用が2年前にグーグルの親会社アルファベットが所有する動画共有サイトYouTubeを上回り、特に主な収入源でもある米国の成人の間でより速いペースで成長していると指摘した。

報告書は、「米国の成人TikTokユーザーが同アプリに費やす時間は急速に増加しており、YouTubeユーザーを大きく上回り、Netflixとの差は縮まっている」と指摘した。

Insider Intelligenceによると、TikTokは25歳から54歳のアメリカ人成人の間で特に中毒性が高いという。

Insider Intelligenceは、米国の平均的な成人ユーザーが今年、1日あたり約56分間TikTokに費やすと推定している。これはNetflixの視聴時間よりわずか6分短いだけだ。

報告書はまた、COVID-19の流行以来、ソーシャルネットワークの総利用時間が継続的に増加している重要な理由としてTikTokを挙げている。

18歳から24歳のTikTokユーザーは、毎日、長編コメディ映画を観るのと同じくらいの時間をアプリに費やしている。報告書では、ミレニアル世代とジェネレーションXが従来のテレビを視聴する時間は減少していると指摘している。

米下院外交委員会は3月1日、TikTokのさらなる禁止を目的とした提案を可決した。しかし批評家たちは、この提案は言論の自由を脅かすものだと言っている。

「アメリカの技術的敵対者を抑止する法案（DATA）」と題されたこの法案は、共和党が多数を占める下院外交委員会を党派的に通過した。しかし、法案が下院と上院の本会議に提出されると、言論の自由を擁護する人々や民主党からの反対に直面すると予想される。

中国のバイトダンスが所有するTikTokは、プライバシーと監視の問題でいくつかの国から監視を受けている。

編集者 ✎エステラ/

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