夏にお風呂に入らないでおくべき6つの状況

夏は暑く、仕事が終わった後にシャワーを浴びる習慣のある人は多いでしょう。しかし、場合によってはシャワーを浴びている間に事故が起こることもあり、特に暑くて湿度の高い時期にシャワーを浴びるのが好きな人は注意が必要です。

1. 大量に汗をかいている場合

夏には冷たいシャワーを浴びるのが好きな人がたくさんいます。実際、冷水浴は血液の循環を促進し、皮膚や血管などに良い効果があります。しかし、体中汗をかいたまま冷たいシャワーを浴びると、健康に悪影響を及ぼします。人は汗をかくと皮下血管が拡張し、毛穴が広がり、血液循環が速くなります。この時に突然冷たいシャワーを浴びると、皮下血管がすぐに収縮し、汗腺が閉じ、汗腺の分泌がすぐに止まり、体の熱放散経路が遮断されます。体内の熱が放散できなくなると、皮膚が熱くなり、風邪やその他の病気にかかりやすくなります。

2. 飲酒後

アルコールは肝機能を抑制し、グリコーゲンの放出を妨げます。お風呂に入ると体内のブドウ糖消費量が増えます。飲酒後にシャワーを浴びると、血糖値がすぐに補給されず、めまい、かすみ目、全身の衰弱などの症状が起こりやすくなります。重症の場合は、低血糖症や昏睡に陥ることもあります。

3. お腹いっぱい食べた後

腹一杯食べた後にシャワーを浴びると、全身の皮膚の血管がお湯に刺激されて拡張し、より多くの血液が体表面に流れ、腹腔への血液供給が相対的に減少するため、消化吸収に影響を及ぼし、低血糖を引き起こし、さらには虚脱や失神を引き起こすこともあります。

4. 仕事の後

肉体労働でも精神労働でも、シャワーを浴びる前にしばらく休む必要があります。そうしないと、心臓や脳への血液供給が不足したり、失神したりしやすくなります。

5. 熱があるとき

体温が38℃まで上昇すると、体の熱消費量が20％も増加し、体が比較的弱っているため、この時間帯に入浴すると事故が起こりやすくなります。

6. 血圧が低すぎる場合

入浴時の水温が高いため、血管が拡張し、低血圧の人は脳への血液供給が不足して倒れやすい。