ウォルマートが支援するシンボティック、ソフトバンクSPAC経由で上場へ

海外メディアの報道によると、ウォルマート傘下の人工知能企業シンボティックは最近、SPACを通じて株式を公開し、ソフトバンクが出資するSVFインベストメントコーポレーション3号と合併する計画を発表した。

この取引により、Symboticは推定株式価値55億ドルを獲得し、ソフトバンクからの2億ドルを含む総額7億2500万ドル以上の資金を調達することになる。これは、ソフトバンクにとってロボット投資において実り多い一年の終わりに起こったことでもある。

ウォルマートは7月、商品のピッキング、保管、荷降ろしを自動化するため、ロボット技術をウォルマートの地域配送センター25カ所に導入する契約をシンボティック社と締結した。ウォルマートによれば、このプロジェクトは完了までに「数年」かかるという。

シンボティック社によると、同社のロボット配送サービスは16州とカナダの8州にある1,400以上のウォルマート店舗で利用されており、これはウォルマートの配送センターによって直接影響を受ける場所を指している可能性がある。同社の自律ロボットシステムは、ウォルマートの既存の倉庫構造を補強すると同時に、現在のサプライチェーンの問題に影響を与える方法にも大きく傾倒している。

取引が2022年上半期に予定通り完了すれば、ウォルマートはロボット/AI企業の株式9%を保有することになる。明らかに、ウォルマートはロボットによるフルフィルメントセンターの構築への取り組みが将来に向けた必要なステップであると判断した。

編集者 ✎ 暁朱/

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